九州のおすすめ温泉旅館ランキングTOP5!日帰り混浴も

九州 大分 別府温泉

日本列島の南西部に位置する九州(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県)は、源泉数と湧出量がともに日本一の大分県を含むなど、温泉旅行にもってこいのエリア。大分以外にも、熊本県の「黒川温泉」や佐賀県の「嬉野温泉」といった注目すべき温泉スポットは数多いです。本記事では、九州のおすすめ温泉宿をランキング形式でご紹介します!

九州の代表的な温泉地

九州 長崎県 雲仙地獄

大分県

源泉数・湧出量ともに日本一を誇るのが大分県。代表的な温泉地として「別府温泉郷」(別府市)と「由布院温泉」(湯布市)が挙げられます。
湧出量に加え泉質の種類も豊富な「別府温泉」(別府温泉郷)は、別府市内に8つの地域に温泉が点在する“別府八湯”として親しまれています。一方の「湯布院温泉」は、大小さまざまな美術館が存在する“アートの街”で観光地としても人気です。

熊本県

熊本県には年間100万人もの観光客が訪れる「黒川温泉」(阿蘇郡)が有名で、1300円で3軒の湯めぐりができる入湯手形が人気です。阿蘇随一の温泉街「阿蘇内牧温泉」(阿蘇市)などもあります。

佐賀県

とろりとした感触の湯で“日本三大美肌の湯”として親しまれている「嬉野温泉」(嬉野市)が佐賀県の筆頭。次いで1300年以上の歴史を持つ「武雄温泉」(武雄市)なども盛況です。

長崎県

雲仙市にある「雲仙温泉」は、群馬県の草津温泉に似た硫黄分を含んだ強い酸性泉で、殺菌効果に優れています。雲仙温泉街の中心部にある「雲仙地獄」はもくもくと噴煙が立ち込めるスポットで、観光におすすめ!

宮崎県

九州のなかでは温泉のイメージがあまりない宮崎県ですが、“美人の湯”である炭酸水素塩泉の「北郷温泉」(日南市)などの温泉が楽しめます。

鹿児島県

霧島市にある「霧島温泉」が代表的。10数軒の宿泊施設が立ち並ぶ「丸尾温泉」や硫黄濃度の高い「新湯温泉」など複数の温泉地で構成される鹿児島県随一の温泉郷となっています。
このほか、砂に埋まって汗を流す砂むし温泉で有名な「指宿温泉」(指宿市)などがあります。

福岡県

福岡では、とろとろとした感触が特徴の「原鶴温泉」(朝倉市)、周辺で花火大会やフルーツ狩りが楽しめる「筑後川温泉」(うきは市)などがあります。1427年に開湯した歴史ある「長門湯本温泉」(長門市)も情緒があっていですよ。

九州のおすすめ温泉旅館&宿人気ランキングTOP5

九州のおすすめ温泉旅館&宿人気ランキング1位「杉乃井ホテル」(大分県・別府温泉)

こちらの「杉乃井ホテル」で注目すべきは、水着着用で利用する「ザ アクアガーデン」です。800tもの温泉を使用した屋外施設となっており、世界各地から集めた約30種類の塩で身体をマッサージできる「ソルティサウナ」や、塩分濃度が高いお湯に浮遊して楽しめる「フロートヒーリングバス」などを用意。ほかの宿やホテルにはないユニークなスタイルで温泉を楽しめるのが魅力です。

もちろん、5段構成で別府湾を一望できる大展望露天風呂「棚湯」や、檜づくりの「樽湯」といった男女別のお風呂もラインナップしていますよ。

また、すっきりと清潔感のある客室は、和室、洋室、和洋室のほかに、3世代家族に向けた広めの部屋などもあるので、宿泊客のさまざまなニーズに応えてくれるのがうれしいです!

施設名 杉乃井ホテル
住所 大分県別府市観海寺1
電話番号 0977-24-1141
URL http://www.suginoi-hotel.com/

九州のおすすめ温泉旅館&宿人気ランキング2位「いこい旅館」(熊本県・黒川温泉)

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「いこい旅館」は、13種類ものお風呂をラインナップ。「日本の名湯秘湯百選」に選出された混浴露天風呂「滝の湯」や、高い位置から数本のお湯が落ちる「うたせ湯」、ぬめりのある感触で美肌効果の高い「美人湯」などなど、個性あふれるお湯がずらりと並びます。これらのほとんどのお風呂が日帰り利用できますよ。

無料の足湯のほか、1個50円で買える温泉たまごコーナーもあるので、チェックイン後に、足元の疲れを癒したり、小腹を満たしたりするのにぴったり。

上質な「阿蘇のあか牛」などが味わえる豪華な夕食は、各種を取り揃えた地酒とともに召し上がれ!

施設名 いこい旅館
住所 熊本県阿蘇郡南小国町黒川温泉川端通り
電話番号 0967-44-0552
URL http://www.ikoi-ryokan.com/

九州のおすすめ温泉旅館&宿人気ランキング3位「雲仙宮崎旅館」(長崎県・雲仙温泉)

この「雲仙宮崎旅館」では、旅館へ到着してから帰路につくまで丁寧に対応する、“手厚いおもてなし”をモットーとしています。例えば、客室で提供される夕食は一品一品がベストな状態で食べられるように、利用客のペースに合わせて持ってきてくれるんです。

お風呂は、広々とした大浴場や豊かな自然に囲まれた露天風呂のほかに、貸切の家族風呂も用意。家族風呂は1組40分の時間制限つきですが、内湯と露天の2種類が1度に楽しめるのがうれしいです。
お風呂から上がったら日本庭園を見ながらのんびりできる休憩処をご利用ください。

施設名 雲仙宮崎旅館
住所 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
電話番号 0957-73-3331
URL http://www.miyazaki-ryokan.co.jp/

九州のおすすめ温泉旅館&宿人気ランキング4位「嬉野温泉 旅館 大正屋」(佐賀県・嬉野温泉)

1925年(大正14年)から続く老舗ならではの懇切丁寧な接客が自慢。建物の設計を手がけたのは日本を代表する建築家・吉村順三氏で、緑に囲まれた落ち着きある館内で心ゆくまでリラックスできます。

そんな当旅館で利用できる温泉もまた自然に囲まれた癒し空間。鯉が優雅に泳ぐ池を見ながらつかれる「滝の湯」と、開放感のある半露天の「四季の湯」で“美肌の湯”を堪能できます。入浴後はツルスベ肌になれると評判ですよ。なお、温泉は日帰り利用もOK!

熟練の料理長が手掛ける料理は、素材だけでなく器にもこだわりが。佐賀県伝統の有田焼をふんだんに取り入れ、視覚でも楽しませてくれますよ。

施設名 嬉野温泉 旅館 大正屋
住所 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2276−1
電話番号 0954-42-1170
URL http://www.taishoya.com/

九州のおすすめ温泉旅館&宿人気ランキング5位「ゆふいん花由」(大分県・湯布院温泉)

こちらの「ゆふいん花由」は、2016年に大浴場をリニューアル。眺めのよさの向上と湯船の増加をコンセプトに、より一層リラックスできる空間へと生まれ変わりました。雄大な由布岳を見ながら疲れを癒せる露天風呂は湯布院温泉トップクラスの絶景と評判です。

また客室は「花由エリア」と「ゆめの里エリア」にわかれており、洋室や和洋室のほか、120平米ほどの広さを持つ最上級ルーム「エグゼクティブ」を用意。ほとんどの部屋に露天風呂がついていて、カップルで利用するのにもぴったりです。「花由エリア」の部屋も2016年にリニューアルされていて、より清潔感のあるスペースで日ごろの忙しさを忘れてゆっくりとくつろげますよ。

施設名 ゆふいん花由
住所 大分県由布市湯布院町川北913−11
電話番号 0977-85-5000
URL http://www.hanayoshi.co.jp/

九州のおすすめ日帰り温泉3選

九州のおすすめ日帰り温泉1「うれしの源泉 百年の湯」(佐賀県)


嬉野温泉がある佐賀県嬉野市の憩いの場として長らく親しまれてきた「元湯温泉」が、2016年7月に「うれしの源泉 百年の湯」としてリニューアル。真新しい館内で、広々とした大浴場を楽しむことができます。

多様な家族湯(貸切風呂)を用意しているのも当施設の魅力。シンプルな「藤の湯」から石づくりの「琥珀の湯」まで趣の異なる5種類から選べますよ。

施設名 うれしの源泉 百年の湯
住所 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2202−8
電話番号 0954-20-2525
URL http://www.100nen-spa.co.jp/

九州のおすすめ日帰り温泉2「竹瓦温泉」(大分県)

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1879年(明治12年)創設の市営浴場で、JR別府駅から徒歩で10分ほどの場所にあります。味のある「唐破風造(からはふづくり)」の屋根を用いた風情ある外観で、別府温泉のシンボルとして地元の人を中心に愛されていますよ。

温浴設備は、内風呂のほかに「砂湯」を完備しているのが特徴。砂に埋まる砂湯はじんわりと汗が流せて気持ちいいので体験する価値アリです。

施設名 竹瓦温泉
住所 大分県別府市元町16番23号
電話番号 0977-23-1585
URL https://www.city.beppu.oita.jp/sisetu/shieionsen/detail4.html

九州のおすすめ日帰り温泉3「湯の里温泉共同浴場」(長崎県)


長崎県の雲仙温泉で最も古い歴史を持つ共同浴場がこちら。お風呂は大浴場のみというシンプルな施設で、気軽に利用することができます。ちなみに、地元では昔はらっきょう漬の樽を風呂桶に使用していたことから「だんきゅう風呂」(だんきゅう=らっきょう)の名で親しまれています。

大人200円と料金の安さもうれしいポイントです!

施設名 湯の里温泉共同浴場
住所 長崎県雲仙市小浜町雲仙303-1
電話番号 0957-73-2576
URL http://www.unzen.org/daytrip/detail4.html

九州のおすすめ混浴温泉3選

九州のおすすめ混浴温泉1「霧島ホテル」(鹿児島県)


14の源泉を保有することで得られる1日1,400万リットルもの豊富な湯量が自慢。温浴エリアは、男性専用、女性専用のほか、混浴のフリーゾーン(女性専用時間あり)の3種類。フリーゾーンには深さ1.4mで肩までつかれる「立ち湯」などがあります。

施設名 霧島ホテル
住所 鹿児島県霧島市牧園町高千穂3948
電話番号 0955-78-2121
URL https://www.kirishima-hotel.jp/

九州のおすすめ混浴温泉2「別府温泉保養ランド」(大分県)


日本でも希少な泥温泉が利用できる施設。露天風呂が混浴となっているうえにタオルを巻くのもNGですが、お湯が濁っているため、女性でも一般的な温泉よりも多少抵抗なく利用できます。なお、泥温泉は美肌効果があると評判です。

施設名 別府温泉保養ランド
住所 大分県別府市明礬5組 紺屋地獄
電話番号 0977-66-2221
URL http://www.owl.ne.jp/beppusotoyu/hoyouland/

九州のおすすめ混浴温泉3「下ん湯」(大分県)


由布院を代表する景観・金鱗湖(きりんこ)の畔に佇む共同浴場。イネ科の多年草を利用した茅葺き屋根が印象的です。露天風呂が生垣の内側にあるほか、内湯にも壁がなく、とっても開放的。露天風呂と内湯のどちらも混浴となっています。

施設名 下ん湯
住所 大分県由布市湯布院町川上1585
電話番号 0977-84-3111
URL http://www.city.yufu.oita.jp/kankou/onsen/shitanyu/

九州は温泉旅行に打ってつけ

九州 大分 別府 由布院
大分県の「別府温泉」を筆頭に、九州には魅力的な温泉地が数多く存在しています。温泉旅行にもってこいのエリアで、どこに行くか迷ったときはまず九州から探してみるのもアリだと思いますよ。

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