石和温泉周辺のおすすめ観光地&名所20選|甲州ワインからお菓子の美術館は子連れで楽しめる?【最新版】

山梨県「甲府盆地」のほぼ中央にある温泉地「石和温泉(いわさおんせん)」。周辺には甲州ワインを製造するワイナリーや歴史ある寺社仏閣、イチゴ狩りが楽しめる農家や老舗お菓子屋さんが運営する美術館など、奥深い歴史が織りなす、おすすめしたい場所がたくさん。すぐにでも山梨へ出かけたくなる、魅力的な観光スポットをご紹介します。

目次

石和温泉周辺のおすすめ観光地&名所20選

「石和温泉」に宿泊する場面を想定して、そこから比較的簡単に行ける周辺の観光スポットをご紹介しましょう。

その1:老舗ワイナリー「中央葡萄酒 グレイスワイナリー」

山梨県甲州市にある勝沼町は、日本産ワイン発祥の地として知られています。そんな土地で生産され続けてきたのが、世界最大級の国際ワインコンクールで2年連続の金賞を受賞した「甲州ワイン」。現在では世界的なブランドワインとして、世界中のワイン愛好家から注目されています。

「中央葡萄酒 グレイスワイナリー」は、勝沼町で1923年に創業した老舗ワイナリーです。日本一の日照時間を誇るこの土地に大きなぶどう園をかまえ、日々上質なワインをつくり続けています。

こちらのワイナリーに設けられたカウンターでは、さまざまな種類のワインをテイスティングすることが可能です。勝沼町が誇るワインの味を、心ゆくまでご堪能ください。

「中央葡萄酒 グレイスワイナリー」の詳細情報

施設名 中央葡萄酒 グレイスワイナリー
住所 山梨県甲州市勝沼町等々力173
電話番号 0553-44-1230
URL http://www.grace-wine.com/our_winery/katunuma/

その2:創業130年の老舗「ルミエールワイナリー」

勝沼町で130年以上も続く老舗「ルミエールワイナリー」。こちらでは、石を積み上げて造った“石蔵発酵槽”という蔵の中でワインを発酵させており、驚くほどまろやかなテイストにできあがると評判です。

ワイナリーでは多くのワインが無料で試飲できるので、お好みのワインをじっくり探すのに最適。石蔵発酵槽でしか味わえない、芳醇なワインをおたのしみください!

「ルミエールワイナリー」の詳細情報

施設名 ルミエールワイナリー
住所 山梨県笛吹市一宮町南野呂624
電話番号 0553-47-0207
URL http://www.lumiere.jp/info/

その3:駅から徒歩10分! 「マルス山梨ワイナリー」

鹿児島に本社をもつ「本坊酒造」が、山梨県に設立した「マルス山梨ワイナリー」。ワインづくりに適した気候と土壌に惚れ込み、洋酒製造の拠点としてこの土地を選びました。

こちらのワイナリーでは、世界に通じる高品質なワインの醸造がおこなわれています。日本ワインコンクール4年連続金賞という輝かしい受賞暦をもつ「マルス山梨ワイナリー」のワインで、ほろ酔い気分を満喫してみてはいかがでしょうか。

「マルス山梨ワイナリー」の詳細情報

施設名 マルス山梨ワイナリー
住所 山梨県笛吹市石和町山崎126
電話番号 055-262-1441
URL https://www.hombo.co.jp/marswine/

その4:ウォッカやブランデーも試飲できる「モンデ酒造」

昭和27年創業の「モンデ酒造」では、ワインを中心に、ウイスキー、ブランデー、リキュールなど、数多くのお酒を製造販売しています。なかでもワインに対するこだわりが強く、日常的に飲むことができるようバランスを重視したワインの製造に力を入れているのだとか。工場に併設された販売エリアでは、10種類以上の飲料が無料で試飲できますよ!

「モンデ酒造」の詳細情報

施設名 モンデ酒造
住所 山梨県笛吹市石和町市部476
電話番号 055-262-3161
URL http://www.mondewinery.co.jp/

その5:宿泊もできる複合施設「甲州市勝沼 ぶどうの丘」

「甲州市勝沼 ぶどうの丘」は、ぶどう畑に囲まれた丘の上にある「勝沼町」のシンボル的な施設です。お食事処や温泉、宿泊設備などを備えた複合施設として、ワインの町「勝沼町」の魅力を発信し続けています。

地下にあるワイン貯蔵庫には200種類以上の山形県産ワインが貯蔵されていて、お好みのものが試飲できるようになっています。まさにワイン好きにはたまらない施設ですよね。勝沼町でワイナリー巡りをする際には、この施設に宿泊されることをおすすめします。

「甲州市勝沼 ぶどうの丘」の詳細情報

施設名 甲州市勝沼 ぶどうの丘
住所 山梨県甲州市勝沼町菱山5093
電話番号 0553-44-2111
URL http://budounooka.com/

その6:一年中フルーツと植物が楽しめる「笛吹川フルーツ公園」


素晴らしい見晴らしが望める「笛吹川フルーツ公園」。開放的な園内からは、甲府盆地や富士山を望むことが可能です。

公園内には40種類以上の果物が栽培されていて、季節ごとに花や実をつける植物を鑑賞して楽しむことができます。また、果物にまつわる資料が展示されたスペースや、子供用の遊具エリアなども設けられているので、ご家族で遊びに行くのにうってつけの場所です。

「笛吹川フルーツ公園」の詳細情報

施設名 笛吹川フルーツ公園
住所 山梨県山梨市江曽原1488
電話番号 0553-23-4101
URL https://fuefukigawafp.co.jp/

その7:いちごの食べくらべが人気の「石和いちご館青柳」

「石和いちご館青柳」は、フルーツ王国山梨県のおいしいイチゴがあじわえるイチゴ狩り園です。30分食べ放題になる基本のコースに加え、12品種ものイチゴがじっくり60分もの間食べ放題になる「食べくらべコース」が用意されています!

おすすめはもちろん、60分の「食べくらべコース」。こんなに多くの種類を食べくらべることができる機会なんてそうそうありませんし、山梨に訪れたらぜひとも参加いただきたいイベントです。ただし、この「食べくらべコース」は一日5組限定となっているのでお早めに予約されることをおすすめします。

「石和いちご館青柳」の詳細情報

施設名 石和いちご館青柳
住所 山梨県笛吹市石和町唐柏382
電話番号 055-262-3915
URL http://www.isawaichigo.com/

その8:いちごの王様を食べ放題! 「林いちご園」

「林いちご園」が提供するイチゴ狩りでは、イチゴの王様と呼ばれるアイベリーを堪能することができます。このアイベリーはほかの品種と比べ実が大きいことが特徴で、見た目にも❝愛ベリー❞なイチゴなんです。

甘さの中にほどよく酸味がマッチしていて、爽やかな香りが口の中に広がります。お友だちや恋人、ご家族と一緒に、イチゴの王様の感動を味わってみてください。

「林いちご園」の詳細情報

施設名 林いちご園
住所 山梨県笛吹市石和町唐柏319-3
電話番号 055-262-4564
URL http://hayashi-ichigo.jp/

その9:ペットも入れる農園「こまざわフルーツファーム」

全国的にも珍しい、“バリアフリー型の畑”がある「こまざわフルーツファーム」。老若男女どなたでも参加できるイチゴ狩りを提供する農園で、イチゴが栽培されている棚が高めに設えてあったり、通路も広くとってあるため、車椅子の方でも安心してイチゴ狩りを楽しむことができるんです。

さらにイチゴ畑にはドッグランも併設されているので、愛犬と一緒にお出かけすることも可能。参加した方がみんな笑顔になれる、有意義なイチゴ狩りを満喫してくださいね。

「こまざわフルーツファーム」の詳細情報

施設名 こまざわフルーツファーム
住所 山梨県笛吹市石和町東油川290-1
電話番号 055-261-7715
URL http://www.komazawafarm.com/

その10:日本庭園を眺めながらのお食事も楽しめる「大善寺」


「大善寺」には、かつてこの地で村人にぶどうの作り方を伝えたとされるお坊さんが夢の中で観た、“ぶどうを持つ薬師如来”の姿を仏像にした薬師如来像が安置されています。こちらの伝説は今日まで受け継がれており、その背景から別名「ぶどう寺」とも呼ばれています。

甲州ワインのルーツをつくった「大善寺」でワインの歴史に思いを馳せながら、おいしい一杯をご堪能ください。

「大善寺」の詳細情報

施設名 大善寺
住所 山梨県甲州市勝沼町勝沼3559
電話番号 0553-44-0027
URL http://katsunuma.ne.jp/~daizenji/

その11:日本三大桜のひとつ「実相寺」


「実相寺」の境内には、日本で最も古い桜と言われる「神代桜」があります。その推定樹齢はなんと1800〜2000年。高さ10.3メートル、幹の円周11.8メートルという悠久の時を感じさせる巨大で神々しい姿に、思わず手をあわせてしまう人もいるのだとか。

福島県の「三春滝桜」や岐阜県の「淡墨桜」と並び日本三大桜のひとつにも数えられています。また大正時代に国指定天然記念物第1号となった木でもあるんです! その姿をひと目観に「実相寺」へ足を運んでみてください。

「実相寺」の詳細情報

施設名 実相寺
住所 山梨県笛吹市境川町大坪505
電話番号 055-266-2111
URL

その12:みごとな庭園! 武田信玄の菩提寺「恵林寺」


石和温泉のほど近くにある「恵林寺(えりんじ)」は、西暦1330年に建造された歴史ある禅寺です。永い歴史の中で武田信玄や徳川家康などの支援を受けながら発展し、現在の姿になったという経緯をもっています。武田信玄の菩提寺としても有名なお寺なんです。

また、国の重要文化財に指定されている「四脚門」は、織田信長の焼き討ち後、徳川家康が再建したと伝えられています。「恵林寺」を訪れて、その奥深い歴史を感じてみてください。

「恵林寺」の詳細情報

施設名 恵林寺
住所 山梨県甲州市塩山小屋敷2280
電話番号 0553-33-3011
URL https://erinji.jp/

その13:特徴のあるお祭り! 女性の神様を祀る「浅間神社」

山梨県笛吹市にある「甲斐国一宮浅間神社」は女性の神様、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を祀る神社で、日本国内にいくつかある富士山信仰の拠点のひとつ。都心から車を利用してアクセスすることもできる立地であるため、多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

毎年4月に行われる「大神幸祭(おみゆきさい)」では、女性の神様を恥ずかしがらせないため女性の着物を着て顔に化粧を施した男衆がお神輿を担ぐのだとか。

境内には十二支を型どったかわいらしい石像があり人気を博しています。その年の干支や自分の干支の石像にお参りをするとよいコトがあると言われる「浅間神社」へ、ぜひ訪れてみてください。

「浅間神社」の詳細情報

施設名 浅間神社
住所 山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684
電話番号 0553-47-0900
URL http://www.fuefuki-kanko.jp/detail/index_19.html

その14:神秘的な自然の芸術「西沢渓谷」


都心からでも比較的簡単にアクセスできる秘境として人気を集める「西沢渓谷」。「笛吹川」の源流部に位置し森林セラピー研究会が認定する「癒し効果のある森」という、全国でわずか24箇所しかないスポットの内のひとつに選ばれた癒し効果の高い場所でもあるんです。

「七ツ釜五段の滝」をはじめとした大小さまざまな滝や、四季折々に美しく姿を変える自然の景観を堪能できます。「西沢渓谷」が誇る、エメラルドグリーンの澄んだ流れに癒されてみてください。

「西沢渓谷」の詳細情報

施設名 西沢渓谷
住所 山梨県山梨市三富上釜口
電話番号 0553-22-1111(山梨市役所)
URL http://www.yamanashishi-kankou.com/nature/nishizawa_keikoku/

その15:清らかな空気に包まれて日帰り登山できる「大菩薩嶺」


山梨県の甲州市と北都留郡丹波山村にまたがる「大菩薩嶺」は、標高2,057メートルの穏やかな山稜が特徴的な山です。

山稜が穏やかであるため標高2,000メートル級の山としては比較的登りやすく、初心者にも優しい登山スポットとして人気を博しています。豊かな自然が魅せる四季折々の美しい景色を楽しみながらトレッキングを楽しむことができますよ!

「大菩薩嶺」の詳細情報

施設名 大菩薩嶺
住所 山梨県甲州市塩山上萩原
電話番号 0553-32-2111(大菩薩トレッキング事務局)
URL http://www.daibosatsukankokyoukai.net/

その16:富士山と河口湖が見渡せる御坂山地の最高峰「黒岳」


「河口湖」の北側に位置する「黒岳」は、「御坂山地」の最高点にあたる標高1,792メートルの山です。すぐ近くにも「黒岳」と同じ名前で呼ばれる山があり、区別するために標高1,792メートルのこちらの山は「御坂黒岳」と呼ばれることもあるのだとか。

山頂付近にある展望台からは、目の前に「富士山」を望む絶景を眺めることができ、その風景をひと目観ようと大勢の方がトレッキニグに訪れます。この場所でしか見ることのできない富士山の絶景に感動するはず。

「黒岳」の詳細情報

施設名 黒岳
住所 山梨県笛吹市御坂町上黒駒
電話番号 055-261-2034(笛吹市産業観光部観光商工課)
URL http://fuefuki-kanko.jp/detail/index_259.html

その17:山梨県の歴史と自然が学べる「山梨県立博物館」

「山梨の自然と人」をテーマに掲げる「山梨県立博物館」では、山梨の立体模型や歴史資料、民族資料、美術品などの展示を通して、豊かな自然と向き合ってきた山梨の人々の生活に関する教育・研究をおこなっています。

総面積の約8割が山林に覆われた複雑な地形と多種多様な植物を有する山梨県で、これまでに人々が営んできた生活や文化活動は興味深いものばかりです! こちらの博物館で山梨の自然とそこに暮らす人々の歴史に触れてみてください。

「山梨県立博物館」の詳細情報

施設名 山梨県立博物館
住所 山梨県笛吹市御坂町成田1501-1
電話番号 055-261-2631
URL http://www.museum.pref.yamanashi.jp/

その18:夜景スポットとして人気! 縄文の集落「花鳥山遺跡」

「花鳥山(はなとりやま)遺跡」は、山梨県笛吹市にある縄文時代の集落遺跡です。1948年頃から本格的な調査が行われ、縄文時代の食生活にかかわる土器や石器が出土しています。

ここは遺跡としても大変価値のある場所ですが、じつはそれ以上に有名な夜景スポットとして人気を博しているんです。特に、春になると満開の桜と甲府盆地のすばらしい夜景を一度に楽しもうと大勢の見物人でにぎわいます。デートにもってこいのスポットですよ。

「花鳥山遺跡」の詳細情報

施設名 花鳥山遺跡
住所 山梨県笛吹市御坂町竹居
電話番号 055-265-4852(笛吹市教育委員会文化財課)
URL https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_4806.html

その19:万葉集に詠われた植物を栽培「万力公園」


「万力公園」内では、万葉集に登場する110種あまりの植物が育成されており、笛吹川沿いの緑あふれる園内で気軽に自然と触れ合うことができます。

春には絶好のお花見スポットとしてにぎわい、アスレチック遊具やローラースケート場などお子様が楽しめる設備が設けられているほか、バーベキュー場もありご家族揃って楽しむことができる公園です。

「万力公園」の詳細情報

施設名 万力公園(万葉の森)
住所 山梨県山梨市万力
電話番号 0553-22-1111
URL https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/gover/public/park-spa/manriki-park/

その20:繊細な工芸菓子も鑑賞できる「お菓子の美術館」

全国的に有名な菓子メーカーであり山梨県の名物「桔梗信玄餅」を製造する「桔梗屋」の本社工場には、菓子職人の技とその美しさを紹介する「お菓子の美術館」が併設しています。

江戸後期から続く「桔梗屋」は、代々和菓子づくりの高い技術を伝承してきました。この美術館では芸術の域に達した菓子づくり技術を観ることができます。

色づいた紅葉を詳細に再現した「錦秋」や生命感にあふれる「土佐の尾長鶏」、紫陽花、梅などの傑作工芸菓子が観覧できるほか、信玄餅がデコレーションされた「信玄餅ソフト」を食べることができます。ぜひ一度足を運んでみてください。

「お菓子の美術館」の詳細情報

施設名 お菓子の美術館
住所 山梨県笛吹市一宮町坪井1928
電話番号 0553-47-3701
URL http://www.kikyouya.co.jp/enjoy/more9/

世界に誇れる国産ワインと果物を満喫

山梨県 ブドウ 甲斐路

石和温泉のある山梨県笛吹市周辺は、豊かな自然に恵まれ桃と葡萄の収穫量がともに全国1位を誇ります。また隣接する甲州市勝沼町周辺では、その環境を活かして栽培される日本の固有品種である葡萄「甲州」を使ったワインを醸造し世界に誇れる名品をたくさん生み出しているんです。

富士山も間近に見ることができる清々しい環境で、この地域特有の文化や食、温泉をお楽しみください。

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