秩父温泉の日帰り宿&施設から観光スポット・グルメまで総まとめ!

豊かな自然とどこか懐かしく感じる街並みに触れられる埼玉県秩父市。特急列車でおよそ80分と都心からのアクセスも良好で、近郊からの日帰り温泉にももってこいのエリアとなっています。

本記事では、2017年4月に開業したばかりの「祭の湯」をはじめとする日帰り温泉が可能な施設とともに、秩父に行ったらぜひ利用したいイチオシ観光スポットとグルメもご紹介。秩父ならではの魅力にどっぷりと浸ってください!

「秩父温泉」のおすすめ日帰り温泉7選!

それでは、さっそく秩父の温泉施設をご紹介することにしましょう。

その1:2017年オープンの「西武秩父駅前温泉 祭の湯」

2017年4月24日に「西武秩父駅」からすぐの場所にオープンしたばかりの複合型温泉施設。秩父の象徴ともいえる“祭”をコンセプトとし、「温泉エリア」「フードコート」「物販エリア」という3つのゾーンで構成されています。

温泉エリアでは、開放感のある露天風呂をはじめ、湯上がり後も体ポカポカの高濃度人工炭酸泉など、さまざまなお風呂でリラックスできます。畳敷きの部屋やリクライニングチェアが置かれたスペースもあり、入浴後にこちらでくつろぐのがおすすめです。

温泉の泉質名は「塩化物泉」。浴用適応症として、きりきず・末梢循環障害・冷え性・うつ状態・皮膚乾燥症に効果効能があります。

フードコートは提灯を飾った屋台のような空間で、「みそぽてと」や「わらじカツ丼」といった秩父名物をあじわえます。お土産を買いたいという方は名産品を取り揃える物販エリアをご利用ください!

塩化物泉についてもっと詳しく

「西武秩父駅前温泉 祭の湯」の施設情報

施設名 西武秩父駅前温泉 祭の湯
住所 埼玉県秩父市野坂町1-16-15
電話番号 0494-22-7111
URL https://www.seibu-leisure.co.jp/matsuri/

その2:全室露天風呂つき! 「ちちぶ温泉 はなのや」

テレビで取り上げられたこともある名宿「白雲荘」が2014年にリニューアル。「ちちぶ温泉 はなのや」として生まれ変わりました。

こちらの宿には、古民家を移築してつくられた特別室「武甲」をはじめとする多様な客室が用意されていますが、そのすべてが露天風呂つき! 家族やカップルで気兼ねなくくつろげるのがうれしいですね。

ちなみにお風呂は、客室に完備されたもの以外に大浴場(内湯&露天風呂)もあるので、お好みで利用できます。

日帰りプランでは、客室や貸切露天風呂でのんびりできるだけでなく、夕食は豚しゃぶまたは海鮮鍋から選んで満喫することが可能。関東圏に住んでいる方にピッタリです!

「ちちぶ温泉 はなのや」の施設情報

施設名 ちちぶ温泉 はなのや
住所 埼玉県秩父市荒川日野542(「道の駅あらかわ」裏)
電話番号 0494-54-2654
URL http://www.hananoya-chichibu.jp/

その3:お肌にいい天然温泉「秩父小鹿野温泉旅館 梁山泊」

こちらは、先ほどご紹介した「ちちぶ温泉 はなのや」の姉妹宿です。大浴場では、肌がつるつるになると評判の天然温泉を堪能できるのがポイント。24時間利用できる貸切風呂もあるので、プライベートな空間でゆっくりしたいという方は要チェックです。

日帰り入浴プランは食事つき。客室利用もOKなので、部屋でゆっくりとくつろぐことができます。

「秩父小鹿野温泉旅館 梁山泊」の施設情報

施設名 秩父小鹿野温泉旅館 梁山泊
住所 埼玉県秩父郡小鹿野町般若260
電話番号 0494-75-2654(関東地区のみフリー:0120-30-2654)
URL http://www.rzp.co.jp/

その4:滝を見ながら温泉につかれる「満願の湯」

「満願の湯」は、渓流の近くに位置する日帰り専用施設です。滝を目の前にしながら楽しめる露天風呂がウリで、お湯に浸かりながらマイナスイオンによるストレス軽減効果も期待できます。

春の桜から、夏の新緑、秋の紅葉、さらには冬の雪景色まで、季節ごとに美しい景色を見渡せる点も特徴のひとつといえます。

このほか、内風呂でマッサージ効果が得られるジェットバスやサウナを利用することも可能です。宿泊はできませんが、無料で休める大広間に加え、有料の個室もご用意。旅の途中で一休みできるのがうれしいですね。

「満願の湯」の施設情報

施設名 満願の湯
住所 埼玉県秩父郡皆野町大字下日野沢4000
電話番号 0494-62-3026
URL http://www.chichibuonsen.co.jp/

その5:炭酸水素塩泉でお肌をきれいに「秩父川端温泉 梵の湯」

関東屈指の重曹泉につかれる施設として評判で、無色透明のお湯がなめらかな肌へと導き、湯上がりには気分爽快。“美肌の湯”として親しまれています。

泉質は「炭酸水素塩泉」。浴用適応症として、きりきず・末梢循環障害・冷え性・皮膚乾燥症に効果効能があります。

こちらの施設では、重曹泉と遠赤外線を組み合わせた国内初のミストサウナも注目です。健康促進&美容効果が得られるほか、慢性皮膚病(アトピー系)などの改善も期待できるので、温泉とともにぜひご利用ください。

炭酸水素塩泉についてもっと詳しく

「秩父川端温泉 梵の湯」の施設情報

施設名 秩父川端温泉 梵の湯
住所 埼玉県秩父市小柱309-1
電話番号 0494-62-0620
URL http://www.bon-chichibu.jp/

その6:きれいになれる自家源泉のお湯が自慢「星音の湯」

美肌&美容効果が得られる自家源泉を使った大浴場や、趣のある岩露天風呂・岩盤浴・足湯など、温浴設備を豊富にラインナップ。

泉質名は「塩化物泉」。浴用適応症として、きりきず・末梢循環障害・冷え性・うつ状態・皮膚乾燥症に効果効能があります。

別途料金を支払えば貸切露天風呂を利用できるので、プライベートな空間で疲れを癒したいという方にもピッタリです。血液の循環を円滑する遠赤ボールを敷き詰めた足湯でリラックスするのもいいですよ。

休憩する際は、ユニークな「寝ころび処 満天」へ。ヘッドホンでヒーリングミュージックを聞きながら横になれるため、リラックス効果抜群です。ぜひお風呂上がりに利用してみてください!

「天然自家源泉 星音の湯」の施設情報

施設名 天然自家源泉 星音(せいね)の湯
住所 埼玉県秩父市下吉田468
電話番号 0494-77-1188
URL http://www.beyer.jp/

その7:素朴な雰囲気のなかでリラックス「だいます旅館」

日帰りプランは用意していませんが、こちらの「だいます旅館」は、秩父温泉に行ったらぜひとも宿泊したいお宿のひとつ。

大浴場では、先にご紹介した「満願の湯」から運んできた新鮮なお湯に浸かりながら、日常の疲れを取ることができます。客室は純和風の素朴な雰囲気で、居心地は抜群。季節ごとに旬のメニューが味わえるお食事もとってもおいしいです。

「だいます旅館」の施設情報

施設名 だいます旅館
住所 埼玉県秩父市中村町1-2-11
電話番号 0494-22-1251
URL http://daimasu.co.jp/

「秩父温泉」のおすすめ観光スポット3選

次に、秩父地域の観光スポットを3つ選んでご紹介します。

その1:春には鮮やかな芝桜がお目見え「羊山公園」

羊山公園
秩父市にある「羊山公園」では春になると芝桜が見ごろを迎え、毎年多くの人々でにぎわいます。芝桜とは、芝のように地面をおおいつくす桜に似た北アメリカ原産の植物のこと。この公園には40株以上の芝桜が植えられており、まるで“花のじゅうたん”のようでとてもきれいです。

開花時期は4月中旬から5月上旬。この時期を狙って秩父に行くのもおすすめです!

「羊山公園」の施設情報

施設名 羊山公園
住所 埼玉県秩父市大宮6360 羊山公園管理事務所
電話番号 0494-24-7481
URL http://www.city.chichibu.lg.jp/1853.html

その2:珍しい竪穴でひんやり「橋立鍾乳洞」

埼玉県の天然記念物に指定されている珍しい竪穴式の鍾乳洞です。130~140メートルほどの長さがある穴のなかを進むので、ちょっとした冒険気分でワクワクします。鍾乳洞らしいひんやり感も味わえるので、とくに夏に最適なスポットといえるでしょう。

芝桜が見られる「羊山公園」から近い距離にあるので両方楽しむのもアリですよ。

「橋立鍾乳洞」の施設情報

施設名 橋立鍾乳洞
住所 埼玉県秩父市上影森708
電話番号 0494-24-5399
URL http://www.city.chichibu.lg.jp/4444.html

その3:蒸気機関車「SLパレオエクスプレス」

蒸気機関車をけん引して走る臨時列車で、「熊谷駅」から「三峰口駅」までを2時間40分で結びます。主に休日に運行しており、汽笛の音を聞きながら窓から豊かな自然を眺めるSLの旅は、じつに趣がありますね。ちなみに、乗車券は駅の窓口やインターネットで購入できます。

車内ではオリジナル弁当やグッズが販売されており、これらは旅の思い出にピッタリ。夏休みなど、お子さまと一緒にレトロなSLに乗ってみてはいかがでしょうか。

「秩父温泉」のおすすめグルメ3選

秩父は知る人ぞ知るグルメの地。温泉地を含む秩父一帯に、食の愛好家をひきつける店が点在しています。ここでは秩父の名物料理と素敵なカフェをご紹介します。

その1:秩父名物・わらじかつ丼に舌鼓「安田屋 小鹿野店」

秩父が誇る名物B級グルメ・わらじカツ丼の発祥の地といわれているのが、こちらの「安田屋 小鹿野店」。丼からはみ出るほど大きなカツが乗った同店のかつ丼は、ボリューム満点で食べごたえがあります。タレは甘みがあってカツやご飯との相性も抜群で、味も申し分ありません。

行列していることも多い人気店なので、早めに行くことをおすすめします!

「安田屋 小鹿野店」の施設情報

店舗名 安田屋 小鹿野店
住所 埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野392
電話番号 0494-75-0074
営業時間 11時00分〜13時30分、17時00分~18時15分(ご飯がなくなり次第終了)
定休日 水曜日
個室 なし
貸切
駐車場 あり(無料)
クレジットカード 不可
URL

その2:くるみそばの元祖「やなぎや」

秩父はそばの産地として有名で、なかでもくるみ入りの汁でいただく「くるみそば」が名物となっています。おいしいお店が数多くあるなか、温泉部が今回おすすめしたいのはくるみそばの元祖といわれる名店「やなぎや」です。

秩父産のくるみを手で丁寧に割り、すりおろしてつくるくるみ汁がコシのあるそばとマッチしておいしいのひと言。くるみ汁は通常のそばより100円増しになりますが、秩父に行ったらぜひとも味わっていただきたい逸品です。

「やなぎや」の施設情報

店舗名 やなぎや
住所 埼玉県秩父市相生町7-10
電話番号 0494-22-1646
営業時間 11時00分〜15時00分(ラストオーダー:14時30分)
定休日 金曜日ほか
個室 あり
貸切
駐車場 あり(無料)
クレジットカード
URL https://soba-ya.co.jp/

その3:スイーツが美味のレトロなお店「泰山堂カフェ」

文化庁の有形文化財に登録された味のあるレトロな建物が目を引くカフェ。明治時代に建てられた小屋を移築して、飲食店として利用しているのです。時間がゆっくりと流れる落ち着いた建物のなかで味わえるのは、こだわりのドリンク&スイーツ。

なかでも同店の名物のひとつである“ヌガーグラッセ”は、ふわふわの食感がたまらなく、ピスタチオとナッツの風味が絶妙で、とにかくおいしい!

ヌガーグラッセとはフランス発のアイスケーキで、口のなかに入れるとひんやりとしますが、夏だけでなく季節を問わずいただけます。

「泰山堂カフェ」の施設情報

店舗名 泰山堂カフェ
住所 埼玉県秩父市番場町11-6
電話番号 0494-22-0946
営業時間 11時30分〜18時00分
定休日 火曜日・第3水曜日(臨時休業あり)
個室 なし
貸切
駐車場 あり(無料)
クレジットカード
URL https://facebook.com/taizandocafe/

秩父で観光を楽しもう!

秩父
秩父では温泉に加え、ご当地グルメやSL、芝桜など、季節を問わず観光を楽しめます。首都圏から日帰りで訪れることが可能なので、休みの1日を活用し秩父に訪れてみてください。

関連記事はこちら