嬉野温泉周辺の人気おしゃれカフェランキングTOP5!うれしの茶や湯どうふが絶品【2017年版】

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佐賀県の嬉野市嬉野町にある「嬉野温泉」。山あいの盆地に位置する嬉野温泉は「日本三大美人の湯」として知られ、また全国でも有数のお茶の産地としてもその名を馳せています。

今回は、ランチやお茶の時間におすすめしたい嬉野温泉周辺のおしゃれなカフェをご紹介。嬉野名物の美味しいお茶をいただけるカフェや、こだわりのランチ、嬉野のお茶を使ったスイーツなどが味わえます。

美人の湯、嬉野温泉

嬉野町の中心地に50軒ほどの温泉旅館が並ぶ嬉野温泉。まずは、嬉野温泉の歴史と、泉質についてお伝えしましょう。

嬉野温泉の歴史

「嬉野」という地名は、「古事記」や「日本書記」にも登場する第14代天皇「仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)」の妻である神功皇后(じんぐうこうごう)の言葉が由来とされています。遠征からの帰りに川に湧いた温泉の湯を浴びた兵士の傷が治ったのを見て、神功皇后が「あな、うれしいの」と呟いたことが地名の起源となったと伝えられています。

また、ドイツ人医師のシーボルトが記した『江戸参府紀行』にも、嬉野温泉の泉質に関する調査結果の一節が残っています。

嬉野温泉のおすすめ観光スポット

嬉野温泉の泉質

温泉 浴槽
嬉野温泉の泉質は、「美人の湯」と言われる「炭酸水素塩泉」。1kgの中に400から500mgほどのナトリウムが含まれ、ph7.5から8.5の弱アルカリ性のお湯となっています。ぬるぬるとした嬉野温泉のお湯には、皮膚の不要な脂分や角質をとりのぞいて、お肌の表面をつるつるにしてくれるという嬉しい効果が。

また、嬉野温泉オリジナルの化粧水は、ミネラルを多く含む嬉野温泉の源泉に、嬉野のお茶のエキスを配合。お茶には活性酸素を除去する効果があると言われているカテキンが多く含まれているので、温泉水とカテキンの2つの効果で美肌が期待できますね。

嬉野温泉の泉質をもっと詳しく

嬉野温泉の名物は?

嬉野温泉と言えば必ず名前があげられるのが、お茶と湯どうふです。この2つの名物についてご紹介します。

うれしの茶

お茶

お茶の栽培に向いた地形となっている嬉野町。山々の間にある盆地の為霧が多く発生し、霧に含まれる水分が新芽の成長を助けてくれます。また、一日の気温差が大きいことから、香りが高く旨みのあるおいしいお茶に育ちます。

嬉野でつくられる「うれしの茶」は、お茶の形が丸く深い緑色をしていることが特徴。その形から「玉緑茶(グリ茶)」と呼ばれています。茶葉が丸いため、お湯をそそいだときには茶葉がゆっくりと開きながら旨みを出していきます。

温泉街には茶の販売店が数多くあり、お茶をいただけたる店や、お茶の製造見学や試飲ができる店もあり、お土産の購入も兼ねて訪れるのもいいですね。

嬉野温泉湯どうふ

嬉野温泉を訪れたなら是非食べてみたいのが、名物の「嬉野温泉湯どうふ」。お湯ではなく温泉水を使って、豆腐を煮るのが特徴です。温泉水で煮込むことで豆腐のタンパク質が溶けだし、温泉水は豆乳のように白濁します。

豆腐は崩れてとろとろの状態になり、とろけるような食感の湯どうふを味わうことができます。この嬉野温泉の泉質だからこそできる温泉湯どうふ、飲食店やホテルなどでぜひ味わってくださいね。

嬉野温泉のグルメ情報

嬉野温泉周辺のおしゃれカフェランキングTOP5

嬉野温泉にはおしゃれなカフェが数多くあります。嬉野温泉の湯めぐりの後先で、優雅なひとときをお楽しみくださいね。

嬉野温泉周辺のおしゃれカフェランキング第1位:嬉箱(きはこ)

老舗の温泉旅館「吉田屋」に併設する「嬉箱」。「KiHaKo of  YOSHIDAYA」の大きなアルファベットのオブジェが目印の、雑貨・インテリアショップも兼ねたカフェレストランです。店内は、真っ白な壁にモダンなテーブルや椅子が並び、ジャズが流れるおしゃれな空間。どの席も大きな窓に面し、川沿いの桜並木をゆっくりと眺めることができます。

カフェでは、佐賀県のご当地グルメ「シシリアンライス」をはじめ、豆腐と湯葉を使ったピザなど、地元の素材を使ったおしゃれなメニューがいただけます。
パフェやソフトクリームにも豆乳が取り入れられ、美味しくヘルシーなスイーツがいただけます。また、嬉野抹茶を使ったロールケーキ、嬉野和紅茶のタルトなど、お茶を使ったスイーツも人気です。

 

施設名 嬉箱
住所 佐賀県嬉野市嬉野町岩屋川内甲382
電話番号 0954-42-0178
URL https://www.yoshidaya-web.com/kihako/

 

嬉野温泉周辺のおしゃれカフェランキング第2位:café moka(カフェ モカ)

 

パフェが美味しいと評判の店「café moka」。中でも大人気は、12月から5月までの期間限定の「いちごパフェ」。生クリームと自家製のアイスクリームの上に、器からあふれんばかりにいちごが盛られ、とろりとした練乳がたっぷりといちごの上からかかっていた、見た目にもゴージャスなパフェとなっています。

いちご以外にも、キャラメルバナナや、フルーツチョコレートなど、フルーツたっぷのパフェが人気のこちらは、アイスがなくなると閉店することもあるということなので、早めの時間もしくはお店に確認してから訪れてくださいね。

施設名 café moka
住所 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2179-1
電話番号 0954-43-1332
URL https://tabelog.com/saga/A4104/A410401/41001050/

嬉野温泉周辺のおしゃれカフェランキング第3位:茶家 六地蔵(ちゃや ろくじぞう)

「茶家 六地蔵」は、創業100年を超えるお茶の専門店「中島美香園」にある、喫茶スペースです。

こちらの人気は手づくりの「嬉野じぇらーと」。店でも販売しているほうじ茶と、うれしの紅茶を使ったジェラートに、抹茶とミルクの合計4種類です。ほうじ茶ジェラートは、ほんのりとした渋みに甘みもあり、さっぱりとした味になっています。

羊羹がついた玉露茶は、淹れ方を説明した手順書と砂時計があるので、ぜひ挑戦してくださいね。他にも、抹茶のスムージーや抹茶ラテなどが楽しめます。日本庭園をゆっくりと眺めながら、嬉野のおいしいお茶を味わってくださいね。

施設名 茶家 六地蔵
住所 佐賀県嬉野市大字下宿乙2199
電話番号 0954-42-0372
URL http://www.n-bikouen.co.jp

嬉野温泉周辺のおしゃれカフェランキング第4位 : 224shop+saryo

「224shop+saryo」は、肥前吉田焼のブランド「224porcelain」の製品を扱う、うれしの茶専門のカフェ。カフェでは、緑茶や紅茶を中心に、ドリンクやスイーツ、ランチが楽しめます。

ドリンクは、ほうじ茶ラテやがフラッペが人気で、テイクアウトも可能。スイーツのおすすめは、「抹茶フォンデュセット」。フルーツと4種類のお菓子を、抹茶のクリームソースにつけていただきます。ソースが残ればお湯を注いで抹茶オレとしていただけるのは嬉しいですね。他には、豆乳ミルクプリンや、ほうじ茶のムース、白玉ぜんざいなどがあり、お茶と一緒にぜひ楽しんでくださいね。

また、ランチでは、カレーやシシリアンライスなどが週替わりのメニューでいただけ、お茶から食事まで楽しめるカフェとなっています。

施設名 224shop+saryo
住所 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙909
電話番号 0954-43-1220
URL http://www.224porcelain.com/shop/

 

嬉野温泉周辺のおしゃれカフェランキング第5位:一粒茶屋すいしゃ

お店の外の水車が目印の、川ぞいにある古民家づくりのカフェ「一粒茶屋すいしゃ」。ストーブやグランドピアノが置かれた店内は、落ち着きあるくつろげる雰囲気となっています。

こちらのこだわりは、水車の力で精米した米「熟成すいしゃ米」をかまどで炊いたご飯。4時間から5時間かけて石臼と杵で行う精米は、余分な熱が発生しないので米の旨みが失われません。また、石臼から取り出した後二日以上熟成させることで、米がぬかの中にある栄養素を吸い込みます。手間暇かけた米をカマドで炊いたご飯は、もちもちの食感に!

ランチメニューの一番人気は、豚肉にチーズと大葉を重ねた「ミルフィーユカツ」。他にも、ハンバーグや湯どうふとセットのランチは、いずれもボリュームたっぷりです。

施設名 一粒茶屋すいしゃ
住所 佐賀県嬉野市嬉野町大字下野甲5682-2
電話番号 0954-42-0001
URL http://suisya-saga.com

嬉野温泉とお茶で体の外からも中からも美しく

お茶 スイーツ カフェ 隠れ家カフェ
「美肌の湯」の温泉。健康や美肌の効果が期待されるお茶。嬉野温泉では、この2つを存分に堪能することができます。嬉野温泉を訪れた際には、今回ご紹介したおしゃれカフェで、ゆっくりした時間を過ごしてくださいね。

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