銀山温泉のおすすめグルメランチランキングTOP5!ご当地名物は?【最新版】

山形県の尾花沢市にある「銀山温泉」は、山奥にひっそりと存在する温泉街です。国民的ドラマとなった『おしん』の舞台として有名になり、脚光を浴びることとなります。

温泉街にある建物はレトロ調で大正ロマンを感じられる空間に。素晴らしい景観を堪能できる銀山温泉には、ご当地のグルメもあります。今回は銀山温泉のグルメランチのおすすめを、ランキング形式でご紹介!

銀山温泉や尾花沢市について

「銀山温泉」のある尾花沢市は、スイカの名産地として全国的に名高く、生産量はもちろん日本一! また、山形の夏祭りでもある“花笠踊り”は“花笠音頭”にあわせ、花笠を持って踊ります。尾花沢市は、その花笠音頭の発祥の地なんだとか。

銀山温泉は、山形県内でも豪雪地域として知られています。長く厳しい冬に、雪化粧をした建物がガス灯に照らされる様は、非常に幻想的でロマンチック。まるで時間が止まっているような、風情あふれる街並みです。

温泉の歴史をさかのぼってみると、江戸時代はじめ頃。「延澤銀山」という大銀山で栄えた場所です。たまたま銀山で働いていた工夫が「銀山川」に湧きでる温泉を発見。1689年からは湯治場としてにぎわいました。

1913年(大正2年)の大洪水で温泉街は壊滅状態となります。しかし、地元有力者の力も借りることで見事に復興しました。温泉街には木造バルコニー建築の宿が多く、大正ロマンと形容されるようにモダンな雰囲気に。歩道にはガス灯が立ち並び、非日常を味わえます!

NHK連続テレビ小説『おしん』の舞台となったことで銀山温泉は一躍有名に。そして、現在は母国に帰国していますが、アメリカ人女将の藤ジニーさんがメディアで取り上げられたことでも注目を浴びます。

「能登屋旅館」は建物の雰囲気や造りからジブリ映画『千と千尋の神隠し』のモデルではないかと噂になりました。温泉街には共同浴場や歩道に足湯、観光スポットもあり、楽しみ方に事欠きません。

銀山温泉へのアクセス方法についてはこちらをチェック

銀山温泉のおすすめグルメランチランキングTOP5

今回は銀山温泉のおすすめグルメをご紹介します。規模が小さめの温泉街には、たくさんのお店があるわけではないものの、少数精鋭のお店ばかりです。

第1位:銀山温泉のメインスポット「古勢起屋別館」

老舗旅館「古勢起屋別館」。その1階がレストランになっています。おすすめは地元産尾花沢牛を使った「古勢起屋ビーフカリー」。尾花沢牛の特徴は夏と冬の気温差によってつくられる自然な脂。雪国ならではの“雪降り和牛尾花沢”というブランドもあります。

絶品の尾花沢牛と山形の特産でもある紅花でほんのり色づいたカレーは、ぜひとも食べてほしいです。ちなみに昼はランチメニュー、夜はバーへと変わります!

「古勢起屋別館」の施設情報

施設名 古勢起屋別館
住所 山形県尾花沢市大字銀山新畑417
電話番号 0237-28-2322
URL http://www.kosekiya.jp/swallones.php

第2位:お蕎麦やお酒も堪能できる古民家カフェ「伊豆の華」

「銀山温泉」は水がとても綺麗で、各地に蕎麦処があります。「伊豆の華」は古民家を再利用したお店です。お昼はそば処、午後は喫茶、夜は酒処といろいろなテイストで出迎えてくれますよ。

人気メニューは「揚げなすおろし蕎麦」。蕎麦の麺の上に揚げたなすが乗っていて、シシトウやねぎ、大根おろしが薬味となってスパイスに!

「伊豆の華」の施設情報

施設名 伊豆の華
住所 山形県尾花沢市大字銀山新畑440
電話番号 0237-28-2036
URL http://izunohana.com/

第3位:スパイスが効いたカレーパンが人気「はいからさん通り」

いまや銀山温泉の一押しグルメと言えるのが「はいからさんのカリーパン」。販売しているのは「はいからさん通り」。山形県産の小麦「ねばりごし」を使っているカレーパンです。中に入っているカレーは少し辛めでスパイスが効いています。片手にカレーパンを持ちながら銀山温泉を散策するのもいいでしょう!

店内ではカレーパンのほか、ずんだ餅、かりんとうなどもありますので、そちらもあわせて食べてみてください。

ちなみに、「はいからさんのカリーパン」は、地元・山形のプロサッカーチーム「モンテディオ山形」限定「超辛口のカレーパン」としてスタジアム周辺などで販売されています。

「はいからさん通り」の店舗情報

施設名 はいからさん通り
住所 山形県尾花沢市銀山新畑451
電話番号 0237-28-3888
URL http://www.meiyuu.com/haikara/

第4位:こだわりの絶品お蕎麦が味わえる「滝見館」

「滝見館」は、旅館「瀧見館」のお食事処。旅館としても人気ですが、創業時は蕎麦屋さんでした。創業時の想いを途切らせることなく、お客様に蕎麦を提供しています。

蕎麦粉は地元、尾花沢の蕎麦粉。蕎麦とめんつゆだけでいただくシンプルな一品になりますが、人気のグルメランチです。最初の一口目は水で食べる水蕎麦。素材の味をしっかりと感じてみてください。「挽きたて・打ちたて・茹でたて」の新鮮な十割蕎麦となります!

「滝見館」の店舗情報

施設名 滝見館
住所 山形県尾花沢市銀山新畑中山522
電話番号 0237-28-2164
URL http://www.takimikan.jp/publics/index/19/

第5位:ノスタルジックなくつろぎ空間「酒茶房クリエ」

2014年8月にオープンしたお店「酒茶房クリエ」。店内の内装は、タイムスリップしたようなモダンな雰囲気。埋れ木を使ったテーブルやアンティーク家具が置かれています。2階からは銀山温泉街を眺めることのできる抜群の場所でティータイムはいかがでしょう。

おすすめは自家製のココア。単純なココアではなく焼いたマシュマロを載せた「焼きココア」です。女性客を中心に人気となっています。ほかにも「ホットジンジャーミルク」は、冬に訪れた際に体をポカポカにしてくれるでしょう。夜はお酒も飲めますよ!

「酒茶房クリエ」の店舗情報

施設名 酒茶房クリエ
住所 山形県尾花沢市銀山新畑410
電話番号 0237-28-2038
URL

番外編:朝食にもデザートにも「野川とうふや」

「銀山温泉」の入り口にある豆腐店の「野川とうふや」。珍しいのは『立ち食い豆腐』と書いてある看板。それにつられた観光客の方が立ち寄ったりと話題に。プラスチックの容器に豆腐が入れられ、酢醤油がかかっています。お豆腐を食べながら足湯でくつろいだりしてみませんか。

揚げ豆腐風のものなどいくつか種類があり、朝食の代わりに食べるのもおすすめ。一つ200円程度ですのでデザート感覚で食べてみてはどうでしょう?

「野川とうふや」の店舗情報

施設名 野川とうふや
住所 山形県尾花沢市銀山新畑427
電話番号 0237-28-2494
URL

グルメランチとともに銀山温泉の足湯を楽しむ

「はいからさんのカリーパン」、「立ち食い豆腐」はテイクアウトですので、食べながら足湯を楽しむことができます。足を温泉のお湯で癒されながらグルメを満喫してみましょう。

銀山温泉には「和楽足湯(わらしゆ)」という足湯があります。銀山温泉街の中心部、歩道沿いにつくられていますので、ちょっとした休憩には最適。朝の6時から夜の10時まで利用でき、もちろん無料です! 銀山温泉の源泉をそのまま使ったお湯は少し熱めですので、ゆっくりと浸かリましょう。

腰掛けるベンチは高低があり工夫されています。ところどころプランターに植えられた花が咲き乱れていますので華やか。のんびりと足湯に浸かってグルメと銀山の景色を堪能してください!

銀山温泉のグルメランチを堪能

雪が積もった銀山温泉風景

なかなか味わえない景観、大正ロマンを感じられる「銀山温泉」。ひっそりとした温泉街ですがグルメランチは少数精鋭でどれも絶品! 温泉とともに、おいしいグルメランチで笑顔になってください。

「銀山温泉」のおすすめ温泉情報はこちら