黒川温泉のおすすめ観光スポットランキングTOP5|観光タクシーが人気?【最新版】

黒川温泉 鍋ヶ滝

九州の中央に位置する熊本県の温泉地といえば「黒川温泉」。緑に囲まれた温泉街に昔ながらの趣ある宿が軒を連ねる、風情ある温泉地です。観光スポットも、幻想的な雰囲気の滝や、雄大な自然を満喫できる高原など、行ってみたくなるところが満載!

黒川温泉の歴史・由来

黒川温泉 地蔵
熊本県阿蘇郡南小国町にある「黒川温泉(くろかわおんせん)」は、大分県との県境付近の山間部にひっそりと佇む温泉地。自然豊かな「田の原川」に沿って20~30軒の旅館が軒を連ねる温泉街を形成しています。

黒川温泉全体をひとつの宿として考える“黒川温泉一旅館”というビジョンで全国的に高い知名度を誇り、2009年版の『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で、温泉地としては極めて珍しい二つ星で取り上げられたことも。

そんな黒川温泉の発祥を語るうえで忘れてはならないのは、温泉街の中心地にある「黒川地蔵尊」。その昔、男が地蔵を持ち去ったところ、急に重たくなったため地蔵を近くの岩場に置いて奉祀しようとしました。すると、岩の裂け目からお湯が湧き出し……。

この伝説が黒川温泉の発祥であるといわれています。その地蔵は、首をはねられそうになった豊後国の甚吉という男の身代わりになって首がなくなった経緯があるのですが、その“身代わり地蔵”が前述の「黒川地蔵尊」に祀られているのです。

お堂の前には共同浴場「地蔵湯」もあるので、黒川温泉に訪れた際には立ち寄ってみてください。

黒川温泉のおすすめ観光地&温泉街スポットランキングTOP5

黒川温泉周辺の観光スポットを5ヶ所ご紹介します。

第1位:裏側から見ることができる幅広の滝「鍋ヶ滝」

黒川の温泉街から車で約20分ほどのところにあるのが「鍋ヶ滝」です。9メートルの高さから落ちる幅約20メートルほどの滝で、水が落ちる高さよりも幅のほうが広いのが特徴的。表側だけでなく裏側からも見ることもできますよ。

“水のカーテン”とも表現される水流の奥に、森林が生い茂る様子はとても美しいです。ゴールデンウィークになると裏側から滝がライトアップされて、より幻想的な印象を与えてくれます。

「鍋ヶ滝」の詳細情報

スポット名 鍋ヶ滝
住所 熊本県阿蘇郡小国町黒渕
電話番号
URL https://www.town.kumamoto-oguni.lg.jp/q/aview/143/273.html

第2位:山や街が見渡せる絶景スポット「平野台高原展望所」

黒川温泉から車で10分ほどの場所にある天然林「清流の森」のなかにある絶景スポット。東側に日本百名山のひとつ「九重連山」や黒川温泉街を、南側には緑豊かな阿蘇の大パノラマを眺めることができます。

自然の雄大さを感じられ、日常の忙しさをマルっと忘れさせてくれるはず。別名“恋人たちの丘”。カップルをはじめ家族連れなど、多くの観光客が訪れる人気スポットです。

「平野台高原展望所」の詳細情報

スポット名 平野台高原展望所
住所 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺火焼輪智
電話番号 0967-44-0076(黒川温泉観光旅館協同組合)
URL https://www.kurokawaonsen.or.jp/letter/index.php?Kiji=4348

第3位:温泉巡りするなら最初に訪ねよう! 「風の舎」

こちら「風の舎」は、黒川温泉の旅館組合が運営する観光案内所&売店。周辺スポットの観光に役立つマップやパンフレットが手に入るだけでなく、黒川温泉名物・湯めぐりに利用できる「入湯手形」もここで買えます(ほかに旅館でも購入可)。

「入湯手形」は、対象24軒の露天風呂から好みで選んで3か所まで入浴できる、1枚1,300円(税込)のお得な手形です。ぜひご利用ください!

「風の舎」の詳細情報

施設名 風の舎(黒川温泉観光旅館協同組合)
住所 熊本県阿蘇郡南小国町黒川さくら通り
電話番号 0967-44-0076
URL https://www.kurokawaonsen.or.jp/

第4位:冬季限定! 街をライトアップ! 「湯あかり」

「湯あかり」は、毎年12月から2~3月まで行われる黒川温泉の冬の風物詩ともいうべきイルミネーションイベント。繊細な細工を施した竹とライトを組み合わせた灯籠が温泉街を彩り、その様子はとても幻想的です。

カップルで訪れても愛し合う2人のムードを最大に演出してくれること間違いなし! 点灯時間は日没から22時までとなっており、街が明るく照らされるライトアップの瞬間を見るのもおすすめです。

「湯あかり」の詳細情報

イベント名 湯あかり
住所 黒川温泉街
電話番号 0967-44-0076(黒川温泉観光旅館協同組合)
URL

第5位:温泉もあるレジャー施設「山鳥の森オートキャンプ場」

多くの木々に囲まれた緑豊かなキャンプ場。広大な敷地内には、キャンプ場・バンガローだけでなく、温泉(露天風呂・内湯・家族湯)もあり、快適にキャンプを楽しむことができます。

プールや釣堀もあるので、子供と一緒の夏休みの旅行にもぴったり。さらに、スイートコーン・ナス・ピーマン・トマトなどが植えられた農園も。野菜は一部有料で収穫でき、食材に利用できます。

「山鳥の森オートキャンプ場」の詳細情報

施設名 山鳥の森オートキャンプ場
住所 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6229
電話番号 0967-44-0997
URL http://youmore-minamioguni.com/detail/hotel-ja/1623

黒川温泉の散策に観光タクシーを活用するのも一案

タクシー
タクシードライバーが観光名所を案内しながら見どころなどを解説してくれるサービスが「観光タクシー」。観光バスのように時間に縛られることがないのが魅力です。

もちろん黒川温泉周辺にも観光タクシーを実施している会社があり、“「熊本駅」から黒川温泉まで”など、いくつかのコースを選択できるようになっています。

料金は、距離ではなく“30分〇〇円”という具合に利用時間で算出されますが、歩く手間を省いて専用のガイドさんがいる感覚で観光を楽しみたいという方はチェックしてみてください!

黒川温泉の人気ランチグルメ3選

黒川温泉の温泉街にある飲食店のうち、ランチタイムの利用におすすめのお店を3店ご紹介します。

その1:古民家カフェ・レストラン「わろく屋」

明治時代の古民家を移築したカフェ&レストラン。1度に3つの味が味わえる「おぐにまるごと三種のカレー」が人気メニューになっていますが、旅行ついでに贅沢をしたいなら「あか牛ロースの炙り重」がおすすめ。適度に脂がのった肉のうま味がタレと絶妙にマッチし、ご飯がどんどん進みます。

「わろく屋」の詳細情報

店舗名 わろく屋
住所 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺黒川6600-1
電話番号 0967-44-0283
営業時間 10時00分〜18時00分(ラストオーダー:17時30分)
定休日 木曜日
URL http://www.okyakuya.jp/blog/shop/warokuya/

その2:天然酵母使用のパンをその場で食べる「めるころ」

自家製の天然酵母を使って仕上げた、素材にこだわったパンが自慢のお店。50~60種類ものパンのほかに、熊本産の果物などを使用したジャムも約30種類を用意しており、併設されたカフェで食べることができます。

9時から営業しているので、ランチだけでなく朝食にもどうぞ!

「めるころ」の詳細情報

店舗名 めるころ
住所 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽坂の上3765
電話番号 0967-67-2056
営業時間 9時00分~18時00分
定休日 水曜日・木曜日
URL http://www.lata-merucoro.com/merucoro/

その3:囲炉裏で調理する郷土料理「高森田楽保存会」

店内に囲炉裏があり、阿蘇の郷土料理・田楽を自分で焼いて食べられます。調味料のみそが香りもよく味も豊かで、クセになるおいしさ! 田楽以外にもヤマメや芋、肉なども囲炉裏で焼けるため、バーベキュー感覚で楽しく食事できるのがうれしいです。

「高森田楽保存会」の詳細情報

店舗名 高森田楽保存会
住所 熊本県阿蘇郡高森町上色見2639
電話番号 0967-62-0234
営業時間 10時00分~18時00分
定休日 第3火曜日
URL https://dengaku-hozonkai.com/

黒川温泉は観光も楽しまないと損!

全国的に高い人気を誇る黒川温泉は、入湯手形を活用した湯めぐりが楽しめるのが魅力。観光スポットは、黒川温泉らしい豊かな自然を堪能でき、時間が経つのを忘れてゆっくり過ごせる場所が人気となっています。湯めぐりで温泉を楽しみながら、観光スポットでもリラックスするのがおすすめですよ!

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